エンジニアにおすすめしたい資格の種類「応用情報技術者」

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応用情報技術者

応用情報技術者
  • 最高峰の資格「応用情報技術者」

    「応用情報技術者」は、「基本情報技術者」の上位の資格と位置付けられている国家資格です。応用情報技術者を受験する人に求められるのは、「高度なIT人材になるために必要な応用的知識や技能を持っていること。また、高度なIT人材として方向性を確立した人」と試験要項に記載されています。IT業界で働くために必要だった基本情報技術者の資格とは違い、すでにIT業界で職務経験を積み、高度な知識と高いスキルを身につけた人が受験する資格試験です。職務経験が必要なため、受験年齢も平均30歳前後と高めになっています。IT業界として仕事を始め5年程度働き、経験を積み仕事ができるエンジニア達が受ける資格と言えるでしょう。

  • プロジェクトマネージャーの登竜門

    応用情報技術者の資格を取得する人はどのような人達でしょうか。要項に記載されている定義としては「基本戦略の立案」「ITソリューション」に関わる業務に従事している人であり、その上で「独力で以下の役割のどれかを果たせる人」とされています。その役割とは「企業や社会システムが直面している課題を情報技術を活用した戦略を立案することで解決できる人」であることがひとつです。また「システムの設計や開発、すでに出回っている製品を組み合わせることにより、信頼性と生産性の高いシステムを構築できる人」、また「これらのことを安定して運用できるサービスを実現できる人」とされています。応用情報技術者の資格取得を目指す人は、プログラマーやシステムエンジニアからステップアップしてプロジェクトマネージャーを目指す人が中心になりそうです。

  • 高い技術水準が求められる

    応用情報技術者の資格を取得するためには、ITに関する様々な技術について知っていなければなりません。まず情報技術を活かした戦略の立案に関しては、次のような知識や技能が要求されています。「経営者の方針を理解した上で、経営戦略や情報戦略を立案することができること」「そのために外部の環境や動向を的確に捉えることができる人」です。またシステムの設計や開発に関しては、「システムに対する欲求を整理することができること」、また「運用管理チームやオペレーションチームなど、各担当分野のマネジメントをして、安定的にプロジェクトを進めていける人」であることが求められます。そして「プロジェクトに関しての予算管理、進捗管理、品質管理などができる」こと、「品質をチェックし、プロジェクトマネージャーの指示通りに自らが技術的な問題を解決できる人」であることも求められています。高い技術水準に加え、マネジメント能力が求められるのが応用情報技術者の資格の特徴と言えるかもしれません。