エンジニアの働き方の種類「派遣」

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派遣

派遣
  • 登録型派遣と常用型派遣

    IT業界で働くエンジニアの雇用形態に「派遣」という形があります。「派遣切り」などの言葉から、派遣社員として働くことにネガティブなイメージがあるかもしれません。しかし派遣としてエンジニアをすることにはたくさんのメリットがあります。まず派遣エンジニアには「登録型派遣」と「常用型派遣」があるのをご存知でしょうか。一般的なイメージの派遣は登録型派遣で、派遣会社に登録し、派遣会社から紹介された企業で一定期間仕事をし給与を得るという形です。一方の常用型派遣は、派遣会社に「正社員扱い」で登録し、様々な会社に出向をするという形です。派遣先の仕事が終わり、次の会社に出向するまでの期間も派遣会社から給与が支払われます。派遣という雇用形態は仕事が続くかどうか不安があり、金銭的な不安が大きいと思います。しかし常用型派遣では、派遣先の企業に対しては派遣社員という形を取りますが、実際には派遣会社の正社員ですので、仕事が続くかどうかの不安はありません。

  • 派遣で働くから積める経験

    派遣としてエンジニアをするメリットは、たくさんの企業で働き、その職場の優秀なスタッフから様々な指導を受けられるということです。IT業界の進歩は日進月歩と言われるように、常に新しいスキルを身につけていく必要があります。一つの会社で働き続けると、自分で新しいスキルを学ぶために講習を受けるなど努力が必要です。しかし派遣で働き続けることで自然と新しいスキルを身につけることができます。
    また様々な会社で仕事ができるということも大きなメリットです。普通は会社を変える時は転職活動が伴います。転職先の会社を探し、転職先の面接を受け合格をした後、前の会社を辞めるための引き継ぎを行う必要があるなど大変な労力が必要です。派遣として働けば、その面倒がありません。様々な企業で新しいスキルを得ていくことで、さらに様々な企業から必要とされる人材へと成長することができます。

  • 派遣で広がる人脈

    たくさんの企業で働くことで人脈が広がっていくというメリットがあります。1社平均で知り合うことができる人数は少なくとも30人以上、大きな会社では100人以上という職場もあるでしょう。派遣を続けて仮に20社で仕事をしたとすると、600人から2000人の知り合いができることになります。その中には優秀なプロジェクトリーダーがおり、プロジェクトに誘われる機会も増えるでしょう。またその広い人脈を買われ、自らプロジェクトリーダーを任された時も、派遣先で出会った優秀な人材が知り合いにいるため、最高のスタッフを集めることが可能です。最終的にフリーランスとして働く時にも、派遣で作った人脈は大きな力になります。また自社開発を行う企業を立ち上げる時にも、この人脈を活かして素晴らしいスタッフで周囲を固めることができるでしょう。
    このように何かとネガティブにみられがちな派遣にはメリットが多くあります。あえて派遣を選ぶという選択肢も考慮してみてはいかがでしょうか。